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祝・高山羽根子氏、遠野遥氏  芥川賞受賞!

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おめでとうございます!

「首里の馬」
「問読者」という怪しい仕事が本当にありそうな生々しさと幻想的でロマンティックな感じとが同居していて大変魅力的でした。


「破局」
20歳くらいのころの気持ちを懐かしく思い出して読みました。


両作は、また当会で取り上げる予定です^_^


岡本学氏、石原燃氏も残念あと一息でしたでしょうか。
おふたりの落選は、作者ご本人だけでなくて、文学のため社会のためにも残念です。
今の時代がよく書かれた作品だったのに…

石原燃氏は、なんと太宰治のお孫さんなんですね!
津島佑子「光の領分」に似ているなあ、と思って読んでおりました。
そうそう、「アウア・エイジ」の中にも、太宰治の孫がアルバイトに来ていた…などという部分がありましたね。たぶん偶然だと思うけど。

三木三奈氏は、書き方がちょっと不用意だったのでは?簡単に修正できる欠点ばかりであったと思いました。

皆さまの今後のご健筆を期待いたします(^^)

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開催場所
四谷ルノワールか、高田馬場カフェミヤマのことが多いです。

開催日時
月1回開催。毎月第3か第4日曜日が多いです。

どうぞお問い合わせください
hisayan45-a2@yahoo.co.jp

芥川賞の歴代受賞作を読んで、お互いの感想を述べあいながら理解や感想を共有する会です。  (たまにはノーベル賞ピューリッツァー賞ブッカー賞ゴングール賞もやりたい)

当会は平成26年4月から始まりましたが、当会の前身となる「灯下会」はさらに数十年の歴史があるとのことです…

このページでは、これからの会の予定とこれまでのまとめを載せていきます。  毎月第3か第4日曜日の午後3時から。(最近は第4日曜が多い。)  場所は都内某所(たぶん四谷あたりの喫茶店)。  会費は特にありません(自分の喫茶店の代金と、2次会に行った場合は割り勘で。)

芥川賞は、書かれた時代の社会を映し出している側面が強いので、  その時代の雰囲気・空気みたいなものまで感じることができれば良いなと思っております。

参加者のほとんどは、文学を専門にしたことがない人ばかりです。  和気あいあいと、自由に議論していますよ!  よろしければご参加ください。

当会の活動の履歴、これからの予定、その他お知らせするサイトです。