次回は7月中にやれるとよいのですが…

2020/05/10   -次回予告

次回の読書会は、対面開催かネット開催か、検討中です。 諸条件が合わず、のびのびになっており、皆様にご迷惑をおかけしております。しばしお待ちください。 テキストはカミュ「ペスト」にしたいと思っています。 …

祝・高山羽根子氏、遠野遥氏  芥川賞受賞!

2020/07/16   -意見

おめでとうございます!「首里の馬」「問読者」という怪しい仕事が本当にありそうな生々しさと幻想的でロマンティックな感じとが同居していて大変魅力的でした。「破局」20歳くらいのころの気持ちを懐かしく思い出 …

大胆予測!次回芥川賞受賞作は?

2020/07/13   -意見

さて、もう今週にも芥川賞最終選考会が開かれますね。今回も、当会主催者が個人的に感想と完成度を吟味して、選考会の討論過程を勝手に推測し、最終受賞作を予想しますよ!(評価は0点~10点で。5点以上で受賞作 …

今日もいい天気、61、問答

2020/06/01   -小説

と、不意にテレビモニターに電源が入り、妙なファンファーレが鳴り響く。突然の大音量に、鼻沢さんも驚いて思わずテレビモニターに目をやる。すると…画面いっぱいに、老いた男の顔が映し出される。上は禿げて両サイ …

今日もいい天気、61、陽気な鼻沢さん続き

2020/05/30   -小説

建物の外観は悪趣味だったけど、敷地と建物はやたらと広く大きい。大きな玄関をあけると、青い作業着の男は、「おーい、牛泥棒の一味を連れてきたぞー」と受付の女性に話す。笑顔が貼りついたまま離れないような女性 …

今日もいい天気、59、陽気な鼻沢さん続き

2020/05/28   -小説

鼻沢さんは、フットエンジンをかけてゆっくりと車を発進させる。「ねえ、少し牧場に立ち入ったからって、大げさじゃない?ちょっとした出来心なんだけどなあ?」「ちょっとした出来心?いやいや、分かんねえな、悪い …

今日もいい天気、58、陽気な鼻沢さん続き

2020/05/27   -小説

「悪かったわよ、勝手に入ったのは。でも呼びかけても誰も返事してくれなかったから…」「ふーん。なんの用事で来たんだい?」それは…と言いかけて、鼻沢さんは口ごもる。勝男の名前を出すのはまずいかも、と咄嗟に …

今日もいい天気、57、陽気な鼻沢さん

2020/05/23   -小説

鼻沢さんは内心怯えながら、でもそれを見透かされないように、毅然とした態度を装う。「分かったわよ、スマホは渡すわ」と、男の要求に従う。バックミラー越しに後部座席を見る。作業着のような青い服を着た中年の男 …

今日もいい天気、56、記者会見

2020/05/22   -小説

「えー、それから、最後にご報告ですが、本日未明、都内病院において天然痘患者2名の発生を確認しました。1名は死亡、もう1名は治療継続中であります。保健所を通じて、同院を閉鎖、接触者の探索を開始しておりま …

今日もいい天気、55、追跡続き

2020/05/21   -小説

幸い勝男はすぐに電話に出た。「どうだい、鼻沢さん?」「しーっ、磯田君、言われた住所に来てみたのよ。一見したところただの牧場のようで、敷地の中の建物に入ってみたら、巨大な実験室になっているの。すごく怪し …

今日もいい天気、54、追跡続き

2020/05/20   -小説

部屋の中はやけにだだっ広く、高い天井から青白いLEDの灯りが冷たく照らしている。横長に並行して黒い台がしつらえられて、それぞれの台の前の棚にいろんな色の薬瓶やガラス器具が並べられている。黒い台の上には …

これまでのまとめ…

新規ページに全部移そうかと思いましたが、旧ページもなかなか手作り感がありいいかな、と思い、コピーページとして残しました。ページを移植するのが面倒くさかったわけではありません!断じて!…いや、たぶん…? …

開催場所
四谷ルノワールか、高田馬場カフェミヤマのことが多いです。

開催日時
月1回開催。毎月第3か第4日曜日が多いです。

どうぞお問い合わせください
hisayan45-a2@yahoo.co.jp

芥川賞の歴代受賞作を読んで、お互いの感想を述べあいながら理解や感想を共有する会です。  (たまにはノーベル賞ピューリッツァー賞ブッカー賞ゴングール賞もやりたい)

当会は平成26年4月から始まりましたが、当会の前身となる「灯下会」はさらに数十年の歴史があるとのことです…

このページでは、これからの会の予定とこれまでのまとめを載せていきます。  毎月第3か第4日曜日の午後3時から。(最近は第4日曜が多い。)  場所は都内某所(たぶん四谷あたりの喫茶店)。  会費は特にありません(自分の喫茶店の代金と、2次会に行った場合は割り勘で。)

芥川賞は、書かれた時代の社会を映し出している側面が強いので、  その時代の雰囲気・空気みたいなものまで感じることができれば良いなと思っております。

参加者のほとんどは、文学を専門にしたことがない人ばかりです。  和気あいあいと、自由に議論していますよ!  よろしければご参加ください。

当会の活動の履歴、これからの予定、その他お知らせするサイトです。