「 小説 」 一覧
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2020/05/17 -小説
都内から高速で車を飛ばして2時間足らず。磯田君に指示された場所に来てみたら…「ただの地味な牧場じゃないの…」丸太で作られた門と柵。乱雑に針金で巻いて組んでいるだけで、乱雑な造りだ。門の前からすぐそこに …
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2020/05/16 -小説
官房長官は、分かったというふうに軽くかぶりをかぶる。「公安のほうからは、何も上がってきていないんですよ。過激派や過去に事件を起こした宗教組織に特に変わった動きはなく、要人が襲われるなどの事案もない。海 …
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2020/05/15 -小説
「1974年以降に生まれた我が国の人口はいかほどかね?」官房長官が役人に尋ねると、「はい、3600から3700万人ほどです。」と、医療政策課長が答える。吉山厚生労働大臣が、「つまり、2600万本ほど、 …
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2020/05/14 -小説
「ワクチンは…製薬会社に在庫があるのか?」この質問には、政策医療課長が答える。「WHOによる天然痘撲滅宣言が出て、我が国では1974年以降は、一般民間人へのワクチン接種はしておりませんでしたから、製薬 …
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2020/05/13 -小説
紹介を受けて、茶谷医師は居ずまいを正して、「はい。私は神田病院で天然痘患者2名の診療に当たりました。1名は20代女性で、おそらく一番最初の発症患者です。神田病院付属の研究所勤務の研究者でした。正しい診 …
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2020/05/10 -小説
「今日もいい天気」の1~44話までは、トップメニューから見ることができます。よろしければ、ご覧下さい… なるべく毎日書き継ぐようにしておりますが、諸事情で間引き運転となる場合もあります。ご容赦ください …
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2020/05/09 -小説
しばらくすると、せかせかと吉山厚生労働大臣がやってくる。うしろに、スーツの男が数名と、怪しげな黒づくめのコートの男がついてきている。スーツの男たちは、それぞれ自己紹介をする。厚生労働省の役人で政策医 …
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2020/05/07 -小説
執務室で、ちょうど昼食のうどんが運ばれてきて、目の高さまで麺をつまみあげて口に運ぼうとしたとき。 「総理!」と切迫した声で呼ばれる。 菅田官房長官だ。彼は事務処理や人付き合いや決め事の根回しは手堅いの …
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2020/03/22 -小説
1、華燭(某年3月22日) キラキラと輝くシャンデリア。 白いテーブルクロス。 澄ました顔で着席して、慣れない手つきで食器を操っている列席者のみんな。 あ、正式な食事マナーに慣れていないのは私もだわ。 …
