「なぜ草は刈られねばならないか?」

令和2年5月

「背高泡立草」古川真人(ページ数は文藝春秋誌3月号))


いまは寂れてしまった小さな島の人びとの生活や往来を描いている。
時代ごとの人物のエピソードがオムニバスで紡がれていく。ひとつひとつのエピソードは面白いが、心に引っかかるものがあまりなかった、という参加者がいた。


なぜ草を刈るのか?
埋もれさせてはならない何かがあるからではないか、という意見があった。


現代人から見ると、過去の人びとの生活ぶりが哀れに見えたり滑稽に見えたりすることが多いが、現代人も、未来人から見たら不合理で哀れで滑稽に見えてしまうのだろうか?
コロナ騒ぎの中、主催者はそんなことを考えた。


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