「みんな、何の意味も持たない言葉の集まりみたいなもの」p519
平成28年7月
「八月の光」ウイリアム・フォークナー
「八月の光」(ページ数は新潮文庫第35刷)
今回はノーベル賞作家の作品で現代文学の源流の一つとも評されるウィリアム.フォークナーの大作『八月の光』
文庫本で650ページほどある。まさに大ネタ中の大ネタを題材。
大名作に気軽に取り組むのは玄人ではない町場の読書会の特権であろうか。
難解なだけに、さらに知識欲旺盛な参加者なだけに 様々な意見が出た。
本当の主人公は誰だろう?これはハッピーエンドだろうか?
アメリカの南部って本当にこうなの?
確かにここに描かれるアメリカの南部の架空の町を舞台に繰り広げられる、残酷で、辛辣な事件の数々はシュールですらある。
(中上健次、ガルシア.マルケスなど多大な影響を受けている、と言われている。)
架空なだけにどこにでもあるようなアメリカなのか。
謎は残るばかりの本作品に消化不良の感もあるが、
みんな口々に「フォクナー、面白かった」の意見は一致したのであった。
(by Y.S.)
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